灯籠、ヤマ造園(ヤマゾウエン)は心の和むガーデンライフを提供します。

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灯籠

和風の庭の代表的な添景物である灯籠。その形から見てもわかる通り、本来は照明器具として用いられていました。
現代の庭を設計するにおいても、照らすことをふまえた場所に据えると自然に見え、庭園の景を引き立たせるアクセントとして用いられます。

丸みのあるロマンチックな形の灯籠は、水の景に馴染みます。

焼津市・T邸
腰が低く、どっしりとした印象を持つ3本足の雪見灯籠。繊細に刻まれた彫刻に気品が感じられます。つくばいを照らす様に配置し、台座には古い石臼を使用、竹垣等を背景に組み込む事により、茶庭をおもわせる、侘び寂びの空間を演出しました。

灯籠のふもとにアクセントとして石臼を埋め込みました。

清水区・W邸
ごつごつした溶岩の景石や、自然の割れを活かした縁石と組み合わせる事により、灯籠の持つシャープで直線的なイメージが引き立たたせています。また、灯籠本体を少し低めに据える事に寄って、空間に落ち着きが生まれました。

 
どっしりとした風格のある形をしています。

静岡市清水区・Y邸
六角形の笠で4本足の直線的なデザインの雪見灯篭。バランスがとれ力強い印象があります。ふもとの水鉢を照らす位置に据えられ、灯籠本体を自然石の台座の上に置くことによって風格が増し、庭の重要なアクセントとしてその存在感を表しています。

灯籠の廻りは季節によって表情を変え、見る人を楽しませます。

静岡市清水区・W邸
丸い笠をもつ3本足の柔らかな雰囲気の雪見灯篭。凝った装飾が彫られた火袋が特徴的。ヤマボウシやモミジ類、カシ類の雑木を主とした庭の中にアクセントとしてこの灯籠を配置することによって景にまとまりがでます。茶系の色目が景石と良く馴染んでいます。

 
小さめの火窓が特徴的な織部灯籠。

静岡市清水区・Y邸
杉皮張り垣を背景に構成された、坪庭に据えられた織部灯籠。生け込み型の灯籠の代表的なもので、多くの日本庭園に用いられます。四角形を基本のフォルムとし、円形に張り出した笠が特徴的です。

通路を照らす場所には、生け込み型の灯籠をよく用います。

静岡市清水区・M邸
すっきりとバランスのとれた織部灯籠を、飛び石の道しるべとして据えました。シンプルなデザインは、和の灯籠を代表する形です。濃い色の飛び石が使用された庭の中で、白く明るい灯籠が輝きます。

灯籠自体に個性があるため、他はシンプルに仕上げました。

静岡市清水区・H邸
創作灯籠と竹で表現されたモダンな坪庭。三角形を強調した個性的な造りになっています。灯籠、台座、敷き砂利の色目を合わせて坪庭全体がまとまりのある粋な空間に仕上がりました。

 
金沢の兼六園で有名な琴柱(ことじ)形灯籠。

静岡市清水区・Y邸

明るく白い爽やかな色調の織部灯籠。

焼津市・T邸

格式高い風格をもった春日灯籠。

静岡市清水区・K邸

火袋の月形の窓が印象的な灯籠をモミジが彩ります。

静岡市清水区・宝珠寺