石組み、ヤマ造園(ヤマゾウエン)は心の和むガーデンライフを提供します。

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石組み

石は庭を構成する重要な素材であり、庭師の自由な感性により造形的、芸術的に表現され空間を演出します。石にも顔があり表と裏、上と下があります。その石が最も主張する箇所を理解して据えることにより、石そのものの持つ美しさを最大限に引き出します。

庭の骨組みとも呼べる石組み。

静岡市清水区・見性寺
前方の石を横、後方の石を縦方向に据え、巧みなバランス感覚が保たれた石組みです。 もともとお寺にあった景石を据え直し、再利用しました。
長年雨に打たれる事により、浮き出た錆の赤褐色が水に濡れて美しさを増します。

年月が経って、石自体の表情も変わっていきます。

静岡市清水区・M邸
天竜川上流で産出された奇麗な色目の青石。2段階になった天端(石のてっぺんの平らな部分)を、強調するように据えてあります。 一石でもどっしりとした風格のある景石で、紅葉が美しいドウダンツツジがアクセントとなり、庭に秋の風情を演出します。

 
二石で並べて組むと、穏やかな雰囲気になります。

静岡市清水区・宝珠寺
杉苔の緑が鮮やかな中庭に、二石でバランスをとり据えられた石組み。
石はお寺を囲む風景に馴染ませるために、地元で産出されたものを使用しました。素朴な風合いの景石と緑との調和が安らぎ感を演出しています。

背後の塀の色調ともよくマッチしています。

静岡市清水区・W邸
昔から庭石として使うことを誇りとしている鞍馬石を景石として使用。
これだけの大きさで景石は非常に珍しく、存在感のある景石です。なだらかな三角形を描くようにして据えられ、石自体に力強さを感じます。

 
苔の緑が景石の個性を引き立てます。

富士市・永光寺
象徴的に石が組まれた永光寺の中庭。 白砂利と石と苔で表現された枯山水庭園です。 木曽石の自然石を使用しています。 四方を建物に囲まれた中庭なので、それぞれの部屋や角度により違った石の表情が見られ変化があり、毎日見ても飽きがこない石組みです。

自然の道理にかなった石の据え方。

富士市・永光寺
石自体にしっかりとした個性があり、この石が最も見て欲しい面、すなわち『石の顔』を全面に出した景石です。転がる石が自然に収まった感じをイメージして据えられました。右側に植栽されたヒメシャラが景石の存在を引き立てています。

 
溶岩を使用した、坪庭の石組み。

焼津市・T邸

どっしりとした青石に、大海を表す砂紋。

静岡市清水区・M邸

うねるような模様が美しい青石。

静岡市清水区・T邸

苔むした景石に、歴史と風情を感じます。

静岡市清水区W邸

 
縦と横でバランス感のある、青石の石組み

静岡市清水区・M邸

木曽石の石組みによる、重厚な造りの石垣。

静岡市清水区・W邸

青石を使って組んだ縁石。

静岡市清水区・T邸

木曽石を豪華に使用して組まれた階段。

静岡市清水区・W邸