home剪定・お庭のお手入れ
松は年2回のお手入れを必要とします。まず、春先に伸びた新芽を折る『ミドリ摘み』の作業をし、しまった樹形を維持させます。次に成長が止まる10月〜1月の間に枝抜きや芽の剪定、古葉をしごき取る『揉みあげ』の作業をします。松のお手入れは時間と手間と根気が必要ですが、よく手入れの行き届いた松は絵に描いたように美さがあります。
剪定前
剪定後
イヌマキより葉が線形でより細めで短く密生するのが特徴であるラカンマキです。刈り込みや仕立てなどの剪定作業は寒い時期ですと木が弱ってしまう可能性がありますので、3〜9月の比較的温かい時期に行います。丁寧に笠を丸く刈り込み、伸びすぎた徒長枝を枝抜きし古葉を落としてやると見違えるようにきれいになります。
剪定前
剪定後
樹木の剪定で枝を切る場合、枝先を気にして外側から切り始めるのではなく、木から少し離れて全体を見た上で、不要な太い枝の根元から切りはずすと素早くきれいに仕上がります。また間引きすることで、植木の成長も助け樹形を美しく保ちます。枝の切り口をなめらかにするためには、よく研がれたハサミやノコギリを使用、害虫に食害されないためには適切な方法で消毒も行います。