和の庭、ヤマ造園(ヤマゾウエン)は心の和むガーデンライフを提供します。

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富士市・永光寺

永光寺の南側に位置する主庭と中庭の枯山水庭園を施行いたしました。
両方の庭に共通して景石や飛び石などには抑えた色目のものを主に使用し、全体的に落ち着きのある庭に仕上がっています。常に隅々まで丁寧に掃除の行き届いた和の庭がお客様を暖かく迎えます。施行当時より樹木が成長し、石に苔がむしてより風情ある雰囲気がでてきました。
永光寺の庭を眺める度に、日本庭園は施行の終了が完成ではなく、時間の流れが庭を完成させていくのだと実感させられます。

  枯山水式の中庭

木曽石の景石、白砂利、苔のみで構成された枯山水庭園に縦御簾垣と春日灯籠がアクセントを加えます。それぞれの景石が絶妙なバランスで配置され、3方のどの面から見ても絵になる造りになっており、見る人の目を飽きさせません。(写真1、3)

  竹垣越しに見る景色

玄関先に光悦寺垣、アプローチ沿いに四つ目垣を設置しました。やはり和の庭には竹素材がよくマッチします。天然の竹には朽ち果ててゆく美しさがあり、それこそが日本庭園の醍醐味のひとつだと考えられます。写真の竹垣は施行後10年以上経ったものですが、新品には無い風合いが柔らかさを演出します。(写真5)

  灯籠とつくばい

青石を使用したつくばいと織部灯籠の組み合わせによる、これぞ和の庭と言える2つの添景物です。水がしたたる景色を眺めているだけで不思議と心が安らぎます。玄関先のアプローチ沿いに設置しアクセントとして庭の雰囲気を引きしめる効果もあります。(写真2)

  あえて見せる土の暖かさ

敷き砂利などを使用せず土の表面を見せることにより庭全体に暖かさを感じ、さらに杉苔や地苔の柔らかな緑色が加わってより自然に近い雰囲気を演出しています。(写真4、6)